キュウリ栽培などの
「べと病」や
「うどん粉病」に!
「ミスト10号 亜リン酸」
(0-29-26)
と
「コンパニオン」
(2-3-2)
米国グロースプロダクツ社からのレポートです!
「べと病」抑制には「ミスト10号亜リン酸」と「コンパニオン」が、
「うどんこ病」抑制には「ミスト10号亜リン酸」が
効果的である事が分かりました!!
キュウリ栽培における「べと病」と「うどんこ病」に対する実験
キュウリ栽培においては
雨降りや多湿条件では、べと病、炭そ病などが発生し、
乾燥条件では、うどんこ病が発生しやすくなります。
今回の実験ではキュウリやウリ科植物に代表で、
収穫量に大きな影響を与えている
「べと病」(Pesudoperonspora)や
「うどんこ病」(Podosphaera Xanthii)に対して
グロース社の資材「コンパニオン」
や「ミスト10号亜リン酸(0-29-26)」が
どのくらい抑制効果があるのか?
代表的な殺菌剤との混合施用が、どのくらい相乗効果があるのか?
今回、実験してみました。
実験のテーマ:
キュウリ栽培における2大病害である
「べと病」(Pesudoperonspora)と
「うどんこ病」(Podosphaera Xanthii)
の抑制における
殺菌剤 Bravo Weather Stic, Manzate Pro-Stic, Ranman
と
液体肥料 「ミスト10号亜リン酸」(0-29-26)
生物学的抗菌資材 「コンパニオン」(2-3-2)
の病害抑制効果と相乗効果を検証する。
実験場所:
米国フロリダ州 Kiching Creek 研究所
実験期間:
3月25日〜5月9日
施薬:
3月25日に播種。
施薬は
4月7日、14日、
以後4日おきに4月18日、21日、29日、5月2日、6日
病害の測定:
4月18日、25日、5月2日、9日
病害の測定方法:
代表的な5株を1品目あたり抽出し、
Horsfall-Carrettスケール(1-10)を用いて算出した平均値
(0は病害なし。10は病害により植物が死滅)
試験結果1)「べと病」への効果:
1−1)「べと病」と「ミスト10号亜リン酸」
「べと病」は生長のどの段階でも
発生しうる病害です。
病害の侵入は植物の光合成作用に影響を与え、
生育不良の原因となります。
「ミスト10号亜リン酸」+殺菌剤「ブラボー」
の混合施用は、
無処理区に比べ、
「べと病」の発生を68%も減少させました。
また、殺菌剤の単体施用よりも、
「ミスト10号亜リン酸」との混合施用は、
31.4%病害の発生を減少させました。
1−2)「べと病」とコンパニオン」
「コンパニオン」はグラム陽性菌であるがゆえに
混合施用において、
殺菌剤の影響を受ける事なく、作用しています。
生物学的抗菌資材「コンパニオン」+殺菌剤「マンザート」
の混合施用は、
無処理区に比べ、「べと病」の発生を65%も減少させました。
また、殺菌剤の単体施用よりも
「コンパニオン」との混合施用は、
28.4%病害の発生を減少させました。
試験結果2)「うどん粉病」への効果:
2−1)「うどん粉病」と「ミスト10号亜リン酸」
うどん粉病」の菌核は冬を越す事もあります。
病菌核が殺菌剤に対して耐性を持つ事は、
全米あらゆる地域で問題になっています。
「うどん粉病」に効果的な
「ミスト10号亜リン酸」の使用は
耐性菌に対しても有効な一手になりうるのかもしれません。
「ミスト10号亜リン酸」+殺菌剤「ブラボー」は
無処理区や殺菌剤「ランマン」の施用区に比べ
「うどん粉病」の発生を70%以上も減少させました。
また殺菌剤の単体施用よりも
「ミスト10号亜リン酸」との混合施用は
9.3%病害の発生を減少させました。